白いマットの

今年度の札幌市民芸術祭 マンドリン音楽祭に参加することにしました。

2010年5月23日(日)開演13時30分
場所は札幌市教育文化会館大ホール(中央区北1条西13丁目)で、入場無料です。
御用とお急ぎでないサッポロ圏の方は、ぜひ見にいらしてください。(聴きに、と書くべきなんだろうけど、ほんとは……)

この日、Sound-Holeのメンバーで出られるのは、いけやんとワタクシだけでしたので、いけやんの作曲仲間の太郎冠者氏を加えた3名で、別ユニットとして出ることにしたのでした。

グループ名は、「ドラの穴」です。

太郎冠者氏のグループ恒例のかぶりものは、いけやんが内ロールのヅラ、ワタクシがシルクハットと片眼鏡、そして太郎冠者氏が虎のマスクです。

嘘です。
いや、グループ名はホントなんですが。かぶりものの件は没になりました。

出番は、第1部 独奏・重奏部門の1番目……らしいです。
トップバッターです。1番サード岩鬼
グループ名のためにイロモノと見られたのではないか、というまことしやかな噂が「ドラの穴」内で飛び交っております。

第2部の学生ステージの『海の組曲』とか、第3部の学生・社会人団体合同ステージでは木村雅信先生のまだ聴いたことのない曲とか演奏するらしいので、聴くのも楽しみです。
太郎冠者氏は、第3部にも出演するそうです。エネルギッシュだなぁ。

「ドラの穴」の演奏曲目は、いけやんと太郎冠者氏のオリジナル曲が1曲ずつ。

・「あなたにあげよう」(いけやん作曲)
  〜マンドリン×1、マンドラ×2〜
・「3つのマンドラのための組曲3 R-274」(太郎冠者作曲)
  1.樹海を馳せる  2.霧の海に沈む  3.星の海を見下ろす
  〜マンドラ×3〜

どちらもワタクシは真ん中のパート担当ですので、大作曲家のセンセイ2名の間で小さくなって(これも嘘)弾くことにします。
曲についての詳細は、いけやんのブログ参照。

どちらも、弾いていて面白いです。
(聴いていて面白くなるかどうかは、今後の精進次第かと……)
現在ワタクシの脳内BGMは、樹海を馳せてたり霧の海に沈んでたり星の海を見下ろしてたりあなたにあげてたりすることが多いです。

さて、4月末から練習が開始されましたので、5月中は毎週末サッポロに集まって練習です。
(ちなみに、メンバー内にサッポロ市民が1人もいません。実は出場資格があるのかどうか不安です。)
現在までの2度の合奏練習を行いましたが……………………

いやあの、2曲それぞれの作曲者本人とともに行う合奏練習は、なかなか面白いです。スリリングで。
作曲者と曲の解釈が違うところを堂々と主張するIやんとか。
作曲者もそこまで厳密に考えていなかったのではないかと推測される部分の弾き方について容赦なく追究してくるT氏とか。
ノリノリで爆音出しすぎて作曲者に釘さされても、だって楽しいんだもんと開きなおってるIやんとか。

というワタクシは、合いの手を入れるパートなのにタイミング外して入れなかったり(エスカレーターに乗るタイミングがはかれないおばちゃん状態)、ハイポジションと重音の音取りが不十分だったりで、小さくなってますが。
けっして、音が取りづらいパッセージにさしかかると作曲者にガンとばしたり舌打ちしたりなんて、そんなことしてませんよ(多分)。
いけやんの曲に要らんシャープを勝手につけて音取りしてたとか、太郎冠者氏にMIDI送ってもらいながら「MIDIだと違うパートでも同じ音程なら同じ音になるからよーわからん」とゴネたりとか、そんなこと、決して……(多分)。

現在のところ、国道274号線を快調にドライブする太郎冠者氏といけやんの後を、自転車でよろよろ追いかけているワタクシ、という進行状況ですが、まあ、そのうち下り坂に入ったら追いつくまでいかずともテールライトが見えるくらいにはなるのではないかと……(多分)。