いろいろやらかした

もう先週のことになりますが、いろいろやらかしてございます。

火曜日、例のごとく残業していたら、その日は残業仲間の20代女性同僚のMちゃんの誕生日だということが発覚。
「祝おう」
ということになって、Mちゃん、キョートー、新人君、ワタクシの4人でゴハンにいくことになりました。
新人君がアッシーしてくれるというので、いったん車を置きに帰宅したら、

家の鍵が無かった。

迎えにきてくれた新人君に事情を説明して先にお店に行ってもらい、家の周りやら職場やら探し回ったけどやっぱり無し。

遅い時刻なので、とりあえずこの日は職場に泊まって、翌日ヤクバに住宅の合いカギを借りに行こうと思い、読みかけの本を持ってきておいて良かった〜、などと落ち着きはらって考えていたのは、カギなくしたのが今回で何度目かだからなんですが。

しかし、鍵がどうなったとか他の3人に報告しないと心配されるかも、それにどっちにしろ晩飯は食べたいから、まだ店にいるようなら合流しよう、と軽く考えて他の3人のいる店に行きました。うっかり。
そうしたらまあ当然なんだけど、職場に泊まるのはNGだから女性同僚に泊めてもらいなさいとキョートーに言われてしまったのでした。
前にカギなくしたときは、誰にも知らせなかったのでこっそり職場に泊まれたんですが。

すぐその場で町内の温泉に電話かけて宿泊予約したら、3人から

「なぜMちゃんちに泊まらん」

と批難されたので、

「今日は生理だから他人様んちに泊まりたくねーんじゃ。」

と、事実を述べたら黙られました。

この日が誕生日のMちゃんには、たいへん申し訳ないことをしたと反省しております。

町内の温泉の受付の方が申し訳なさそうにおっしゃるには、
「今日は、高い方の部屋しか空いていないんです」
だそうで。

無駄に広々したツインルームに1人で泊まりました。

という話を翌日同僚のGUNちゃんにしたら、GUNちゃんは

「言ってくれれば私も一緒に泊まったのに〜」

と言っていました。

「言ってくれればウチに泊まってもらったのに〜」

などとは言わないGUNちゃんがワタクシは大好きです。

この日は、ヤクバに合いカギを借りに行くにあたって、
「合いカギを作ってもらう段取りをあらかじめつけておいた方が良い」
という同僚のトトロ氏のアドバイスに従って、近所のK商会に電話をいれました。

トトロ氏の言い分、

「ヤクバから借りたカギをまた無くしたなんてことになったらコトですから、なるべく早く返却した方がいいです。」

に、職場全員爆笑です。

スマン、ワタクシも笑った。

K商会のおばあちゃんは、孫のK太の担任であるワタクシからの電話に「K太がなにかやらかしたか?!」と思ったらしく、K太のママであるところのお嫁さんに取り次ごうとします。
「いや、そーでなくて……」
と、電話口で大声で詳しく事情を話すワタクシに、また職場中が爆笑です。

さて、ヤクバに合いカギを借りて、一度自宅に戻ったところ、そこには、

以前にカギを無くしたときにK商会で作ってもらってあった合いカギが3本ありました。

まっすぐヤクバに戻ったら、
「もう合いカギ作り終わったの?!」
と驚かれたので事情を説明し、
職場に戻って同僚たちに事情を説明し、
K商会に電話して事情を説明して合いカギの予約をキャンセルし、
500mくらいの距離を車で行ったり来たりしただけなのになんだかものすごく疲れました。

その日、とっとと帰宅したかったのですが、その次の日にドートクの授業があり、昨年度から使いまわしのフクドクホンがクラスの人数分に足りないので印刷しなければならないんだけどどう印刷しようかしばらく悩んだ後、最初の1ページを印刷していたら、ドートク係のMちゃんが通りかかって

「ああっ! 幾狭センセ、それ印刷しちゃいました? 足りない分のフクドクホン届いてたんですけど!」

と……。

それ、係のあなたが教えてくれないとわかんないって……。

とは、こちらからは言わなかったですが、Mちゃんからものすごく謝られました。

一瞬、Mちゃんに昨日の復讐されたかと思ったけど、それはないでしょう。
理由1)Mちゃんそーゆーの根に持つ人じゃないから。
理由2)Mちゃんマジメだから。
理由3)Mちゃんテンネンだから。

脱力して帰宅しました。

木曜日をなんとかクリアし、土曜日の午前10時からはじまるクミアイの会議に出るために金曜日の夕方の終列車でアサヒカワに出かけようとしたのですが、なかなか退勤できず。
なんとか駅にすべりこみセーフ! やったギリギリ間に合った!!
と思ったのですが、駅がやけに静かです。

よくよく時刻表を見たら、ワタクシ終列車の時刻を勘違いしておりまして、4分前に発車しておりました。

夏の昼間ならワタクシでも隣村の駅までなんとか車で行ってそこから列車に乗ろうという気にもなった(かもしれない)のですが、なにしろ冬の夜道です。

隣村までの山道は、雪が降る日なんかは道から落ちてJAFのお世話になる車が3台はいる the long & winding road です。そんなわけで、ワタクシは冬に車で町外に出たことありません。
悄然と帰宅し、宿にキャンセルの電話をかけて寝ました。

翌朝、アサヒカワに向かう始発の列車の中から、かくかくしかじかの事情で会議の場所に到着するのが昼になる旨を電話で連絡してお詫びしました。

会議の会場に着いたときは、ちょうど昼休みに突入したところで、弁当を受け取る人の群れで混雑して忙しそうだったので、一段落してから受付しようと思って待っていたら、執行委員の人の方でワタクシを見つけて
「あ、幾狭さん〜こちらで受付お願いします〜」
と声をかけてくれました。

がぎょ〜ん、執行委員の人に顔おぼえられてる……
そんなにいろいろやらかしてたっけ、ワタクシ……

…………うん、やらかしてる。
まちがいない。

そんなこんなで汗顔赤面の至りだったわけですが。

一番やらかしたのは、そのあと。
帰りの列車を待つ間に入った楽器屋で、
ギターを買ってしまった
ことではないかと思われます。

クラシックギターです。
初心者用の教習本も一緒に買いましたです……