聖マルコ教会 春のコンサート2014

2014年6月7日(土)、旭川の聖マルコ教会 春のコンサートに、マンドリンユニット「マルスピアーレ」として参加させていただきました。

曲目・出演等は、お知らせ記事にありますが、
1か所訂正がございます。

いけやんがマンドリンとマンドラ、たろさんがマンドラとギター、ワタクシがマンドラとマンドセロ、
3人がそれぞれ2種類ずつ持ち替え楽器を持って登場。
>すごいおおにもつ!

この部分、たろさんは「マンドラとギター」でなくて、「マンドリン・マンドラ・ギター」の3台持ち替えでした。
よって、3人で楽器7台。
さらにおおにもつ! でございました。

第1部は、いけやんとたろさんのオリジナル曲のステージ。
弾いててとても楽しかったです。
変拍子とかシンコペーションとかがワタクシはあまり得意ではないので、最初は他のパートを意識したりする余裕がなくてひたすら数えながら弾くわけなんですが、何度か練習するうちに自分のパートがどんなふうに曲の中にはまっていくのかだんだんわかってきて、他パートとのハモりやかけあいを楽しめるようになっていく過程が面白いです。

……お客様にとっていかがかという点がワタクシの中では二の次になっているのがアレですが、
できれば聴いている方々にとっても楽しめるような演奏にしたいと思っていないわけではないです。(スミマセン)

第2部は、ポピュラーな曲と聖歌でした。

1曲目の「アンパンマンのマーチ」は、まんなかの通路をよちよち歩いてたちっちゃいお客様が、大喜びで手を叩いて聴いてくれたのが嬉しかったです。

2曲目から5曲目まで「みんなで聖歌を歌いましょう」のコーナーでは、歌に合わせての演奏の難しさを実感しました。
教会の場合、客席とステージは通常の会場に比べるとたいへん近いのですが、それでも客席で歌われた歌がステージの我々に聴こえてくるまでに微妙なタイムラグがあり、それに合わせようとすると演奏が遅れ、さらに演奏が歌っているみなさんに聴こえるまでにも同様にちょっとだけ間があるため、そこでまた微妙に遅れ、伴奏は3人の合奏だからそれぞれ歌に合わせようとするとやっぱり演奏者どうしでズレが生じ、というわけでなかなかたいへんでした。
たぶん、そのことに気づいて歌に合わせようとするのをやめてからの方が、タイミングが合うようになったと思います。
そして、日頃から聖歌をうたってらっしゃる皆様の美声に感動してまいりました。
素晴らしい歌声でした。

最後はイタリアのカンツォーネ2曲、特に最後の「フニクリ・フニクラ」は、たろさんのキレキレの編曲にコメカミの血管が切れそうになりつつ、とにかく楽しんで弾きました。

礼奏もたろさん編曲で「村の娘」。
礼奏ってわりとリラックスして弾くことが多いのですが、この曲はなかなかスリリングに弾けましたです。セロパートはけっこう平易だったはずなんですが、なぜか。

演奏会終了後は、階下でおにぎりや豚汁、さらにお茶や手作りのケーキをいただきつつ歓談。
演奏の機会をくださったことに感謝するのはこちらの方なのに、おみやげや謝礼までいただいてしまって恐縮の限りでした。
教会の皆様、聴いてくださった皆様、ありがとうございました。

いけやんのblogに、より詳細なご報告がございます。

そちらには、いけやんのステージ衣装もUPされています。
白いワンピでとてもかわいらしいです。
たろさんはハンガーの柄がおしゃれな白シャツに黒いスラックス、
ワタクシは黒シャツに黒いスラックス。
3人並ぶと、「お嬢とお付きのギャング共(助さん・格さん)」って感じでしたかな。

今年も聖マルコ教会 春のコンサートに出てきます。

昨年に続き、聖マルコ教会の春のコンサートに、マンドリンユニット・マルスピアーレが出演させていただきます。

聖マルコ教会 春のコンサート〜welcome to church〜

日時:2014年6月7日(土)18:00開場 18:30開演
場所:旭川聖マルコ教会(旭川市2条西3丁目1-9)
出演:マンドリンユニット Marsupiale (マルスピアーレ)

演奏曲目

〈第1部>
たろさん「3つのマンドラのための組曲3 R274 より 1.樹海を馳せる」「花冷えの頃」
いけやん「たちあおい」「月だけが見ていた」「雨やどり」<第2部>
三木たかしアンパンマンのマーチ
〜聖歌〜
J.H.Rosecrans「けさもわたしの」
C.Bonner「そらのとりは」
C.C.Converse「いつくしみ深き」
W.G.Tomoer「神ともにいまして」
カンツォーネ
E.Di.Capua「オー・ソレ・ミオ」
L.Denza「フニクリ・フニクラ」


今回は、第1部に たろさん と いけやん それぞれのオリジナル曲、第2部によく知られた曲と聖歌を弾きます。
いけやんがマンドリンとマンドラ、たろさんがマンドラとギター、ワタクシがマンドラとマンドセロ、
3人がそれぞれ2種類ずつ持ち替え楽器を持って登場。
すごいおおにもつ!

教会での演奏会ですが、信者さんはもちろん、そうでない方も歓迎とのことですので、気が向きましたらぜひ聴きにいらしてください。

この演奏会についての、いけやんのblog記事は→こちら


さて、ここから近況報告になります。

昨日は、この演奏会のための最後の練習があったのですが、あいにく公共の施設も一般のスタジオもふさがっており、
やむなくアサヒカワの某カラオケボックスマルスピアーレのメンバーが集結しました。

幾狭さんが膝痛のため公共の交通機関を使うのが厳しく、運転がものすごく苦手なのに車で行くことを余儀なくされた関係で、郊外の、わかりやすい幹線道路ぞいのお店にしてもらいました。
いけやん車じゃないのにスミマセン。

ふつうの人がウチの町からアサヒカワまで車でかかる時間に30分くらいプラスすれば、なんとかたどりつけるだろう、と思ったのですが、もたもた支度をしているうちに出遅れてふつうに運転できる人の出発時間になってしまい、うわぁ、これは30分くらい遅刻するか、と思ったのですが、あにはからんや
その程度の加算で済むのは何度か行ったことがあってスムーズにたどりつけると仮定した場合の話であって、要するに自分がどれだけ方向音痴だったか忘れていました。
「ほぼ1本道の国道からアサヒカワ環状線というたいへんわかりやすい道路で右折するだけ」のシンプルな道のりなのに、
最初に右折する交差点を間違えてうろうろし、
目的の住所に辿り着きながらgoogle mapの指示を読み間違えてその近辺をうろうろし、
仲間の携帯に電話して目についた近所の店の駐車場まで迎えにきてもらって、
そこから誘導してもらって、
練習会場となったお店にたどりついたのが集合時刻の1時間20分後でした。
いけやん、たろさん、スミマセン!

せっかくカラオケの設備もありましたので、休憩時間には今回演奏する「オー・ソレ・ミオ」や「フニクリ・フニクラ(腐肉らって変換するのやめてくれIME…)」をかけて歌ったりいたしました。

フニクリの替え歌の「鬼のパンツ」も歌ったのですが、2番の歌詞が秀逸すぎ。

 君のパンツはダメパンツ 弱いぞ 弱いぞ
 5分はいたら破けちゃう 弱いぞ 弱いぞ

で始まるんだけど、サビがやっぱり

 はこう はこう ダメなパンツ
 はこう はこう ダメなパンツ

それでもはくんかい〜?! って、大爆笑でした。

カラオケのCMに集中力の鍛錬をされつつもなんとか3時間ばかり練習し、よれよれと車に乗ったのですが、バックで発進させた瞬間、通路を隔ててお向かいのにとめてあった車にこつんとぶつかりました。

郊外とはいえアサヒカワですから、ワタクシが普段車で行くことのあるようなドレッドノート級の田舎の駐車場(もしくは空地)と比べれば、スペースがやや狭かったことは確かです。(でもたぶん内地の地方都市に比べたら格段にスペースに余裕があるはず……)
また、普段なら車が密集する建物の入り口付近を避けて、駐車場の端っこの空いているあたりに車をとめるているのですが、この日は膝痛のため、玄関の真ん前のもっとも混雑しているあたりに駐車していました。

しかし、あわてて元の位置に車を戻して降車してみれば、どうしてここでぶつける? というくらい、ぶつけた車と自分の車との間隔には余裕があったのでした。謎すぎる……。

嘘のような話ですが、自分ちの車庫にぶつけたことは数あれど、他人様の車や建物にぶつけてしまったのはこれが初めてです。
以前に車にはねられたときもそうでしたが、ワタクシは2回目以降は比較的落ち着いた対処ができるのですが、はじめての出来事にはものすごく動揺します。
ですから、今回も
「え〜と、こういう場合まず何からどうすれば……」
と、一瞬混乱したのですが、幸い前任地で駅の駐車場にとめておいた自分の車が他の方の車にぶつけられて警察から電話がきたことがあり(※同僚たちに「逆じゃないの!?」とすごく驚かれました。)、そのときのことを思い出しまして、
「え〜と、まず車の持ち主を探し、見つけられなかった場合は警察に連絡、謝罪して弁償の申し出をして……」
と、やることの順序の見当がつくとちょっと落ち着いてきました。

とりあえず相手様の車(けっこうそれなりの車……)の、ぶつけたとおぼしきあたりを確認しましたが、はっきりした傷などはわかりませんでした。
駐車場は複数のお店で利用されているものでしたが、幸い最初にたずねた一番近い店舗(我々が利用したカラオケボックス)に、車の持ち主がいらっしゃいました。
カラオケボックスの店員様にはお手数とご迷惑をおかけいたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。

持ち主の方は、車を確認して
「特に傷などはついていないですね。」
と、おっしゃってくださったのですが、一応あとで異常が見つかったときのために携帯電話の番号を交換しました。
車の持ち主様におかれましては、お手数と心配をおかけいたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。

その間、いけやんとたろさんは帰らずに待っていてくれました。
いけやん、たろさん、ご心配をおかけしてスミマセンでした。

その後、駐車場を出るときにはワタクシの車の前方の駐車スペースが空いておりましたので、今度はどこにもぶつけずに直進で発車することができました。

そんなこんなでヨレヨレでございますが、今週末の演奏会にはブカツのシアイの関係で公共の交通機関では間に合わず、もし膝痛が治っていたとしてもアサヒカワまで車で行かなければなりません。

乞うご期待!

自主夜間中学「旭川遠友塾」お楽しみ会 ミニコンサート、第43回マンドリン四重奏コンサート および 大雪クリスタルホールウインターコンサート ご報告……なのか?

体育大会前日、いつもより少し早めに帰宅して、
そういえばマルスピアーレの次の演奏会(at聖マルコ教会)まで一週間じゃねーか! と思い当って楽器の弦を必死ではりかえていたら、玄関のチャイムが鳴りました。

「ちっ! 誰だよ。」

と思いつつ、ドアを開けましたら、お隣のおじいちゃんが採れたてのアスパラ抱えて立ってました。

……「ちっ!」とか思っちゃってスミマセン。

さらに、誘われるままにふらふらとお隣の菜園を見に行きましたら、その場でラディッシュ抜いてくださいました。

……「ちっ!」とか思っちゃって本当〜〜〜〜にスミマセン。

はやる心を抑えつつ、弦のはりかえの続きをやったら、2〜3本しくじってやり直しました。
もし、ちょっと調弦おかしくなってしまいましたらスミマセン。

ラディッシュをスライスしながら味見しましたところ、もう調味料とかいらないレベル。
アスパラもゆでながら味見しましたところ、やっぱり素材自体の味で充分うまいです。
風呂上り、アスパラとラディッシュを肴にギネス。至福です。

お手軽にリフレッシュしたところで、そろそろ来週末の聖マルコ教会でのマルスピアーレの演奏会PR記事でも書こうかとログインしましたが、
前回のマルスピアーレと前々回のSound-Holeの演奏会の御報告を書かずに放置していたことに気づきまして、それどころか昨年末にマルスピアーレで自主夜間中学のミニコンサートの御報告もまだでしたので、とりあえずそちらを先にUPしようと思い立ちました。

★ ★ ★

まず、2013年12月21日(土)、旭川医療情報専門学校で行われました、自主夜間中学「旭川遠友塾」お楽しみ会 ミニコンサートです。(→おしらせ記事

この演奏会は、2013年3月に行われた大雪クリスタルホール・ウインターコンサートが御縁で仲良くしていただいておりますIさんのご紹介で出演させていただきました。

演奏の前に講演会があるとは聞いていたのですが、開始時刻を知らなくて、隣室で練習してたらいつのまにか講演会がはじまってまして、それに気づくまで最初の方かなり騒音でご迷惑をおかけしてしまいました。

演奏会は、アンサンブル ルートさん(クラリネット、ピアノ、弓弾き大正琴カホンなど)の『冬のメドレー』で始まりました。
大正琴自体は楽器店などでもよく目にするのですが、弓奏のものがあることは、今回はじめて知りました。
カホンは、直方体のスツールみたいな見かけで、その上に腰かけて演奏する打楽器です。叩く場所によって色々な音が出て面白いです。

ルートさんの演奏自体も素晴らしかったですが、楽器の入れ替えのみごとさに目がくらみました。
一人がピアノ・もう一人が別の楽器で二重奏してる最中に、別の楽器の人の方が楽器を置いてピアノを弾き始め、同時にピアノを弾いてた人がまた違う楽器を取り上げて弾き始める、その間に曲は途切れずに続いているのです。
フツーに演奏するのにも四苦八苦するワタクシは、ただただ感心するばかりでした。

そのあとが(そう、これの後が!)、マルスピアーレの出番です。

マンドリン(いけやん)、マンドラ(たろさん)、マンドセロ(幾狭)の三重奏で

いけやん「Nego brilas〜雪がきらきら〜」
・ビバルディ「四季」より 冬 第2楽章
・C.ネーグリ/V.ガリレイ「白い花/サルタレッロ」

マンドラ3台の三重奏で

・たろさん「3つのマンドラのための組曲3 R-274」
 1.樹海を馳せる 
 2.霧の海に沈む 
 3.星の海を見下ろす

自分たちの演奏については、あまり記憶に残っておりません。(※都合の悪い記憶なので抹消されているものと思われます。)
でも、このあとの「お勉強コーナー」で、カホン大正琴マンドリンなどの楽器の紹介をしたとき、お客さん(夜間中学の生徒さん)たちが非常に熱心に聞き入ってくださったことは印象に残っています。

最後は「みんなで歌おう」のコーナー。
ルートさんとマルスピアーレの合同演奏で

ロシア民謡トロイカ
吉田正「いつでも夢を」

さらに、生徒さんのピアノが加わって

・岡野貞一「ふるさと」

三曲を、お客さんに歌っていただきました。
礼奏の「丘を越えて」も、もちろんお客さんの歌と一緒です。

あたたかく向学心旺盛なお客さんたちと、素敵な共演者のみなさんのおかげで、弾いていてとても楽しかったです。
いけやんがスケッチブックに作曲者の肖像や有袋類(※イタリア語で「マルスピアーレ」)の拡大画像などを貼り付けたフリップを作成してきてお客さんたちの向学心に応えていたことや、演奏中にそのフリップがみんなに見えるように客席から走り出てきて掲げ持ってくれたお客さんがいらっしゃったことなど、演奏自体はさておき、思い出に残る素晴らしい演奏会でした。

★ ★ ★

次に、2014年2月11日にサッポロの かでるホールで行われました第43回マンドリン四重奏演奏会ですが、Sound-Holeのメンバーのうち、ぴよが欠場ということで、asaking、いけやん、ワタクシの3名が参加いたしました。(→おしらせ記事
ぴよがいないので、ワタクシはマンドセロです。

演奏曲目は、

・J.ダウランドいけやん編曲「流れよ、わが涙」(マンドリン・マンドラ・マンドセロ)
いけやん「風にのって」(1stマンドリン・2ndマンドリン・マンドセロ)

の2曲です。

asakingがマンドリンいけやんがマンドリンとマンドラ、ワタクシがマンドセロを弾きました。

今回は大きなミスも事故もなく、弾いた直後の感想は

「おおっ! けっこう良かったんでないか?」

だったのですが、後で自分たちの演奏CDを聴いた感想は、ぴよも含めて4人とも

「……激しい。」 または 「……激しすぎる。」

でした。

「風にのって」は、あたかも台風を帆に受けて屋島に向かう源義経御一行様のごとく、
「流れよ、わが涙」は猛烈に感動している星飛雄馬のバックに流れていそうな勢いでございましたよ。
敗因は、ダイナミクスをつけようとするあまり、ffのところが汚い音になっちまったことかと思われます。
まあ、大きいミスが無かったというのは画期的だったかと……orz
あと、弾いてて楽しかったです……orz

★ ★ ★

最後に、2014年2月22日にアサヒカワの大雪クリスタルホールで行われましたウインターコンサートでは、ピアノ独奏やギター二重奏、管楽器アンサンブルのそうそうたるメンバーにこっそりまじって、マンドリンユニット・マルスピアーレも参加してきました。(→おしらせ記事

演奏曲目は、

いけやん「あなたにあげよう」…マンドリン(いけやん)・マンドラ(たろさん、幾狭)
・たろさん「花冷えの頃」…マンドラ(いけやん、幾狭)・ギター(たろさん)
・たろさん「3つのマンドラのための組曲 2」…マンドラ(たろさん・いけやん・幾狭)
  1.霧氷のアリエッタ 2.凍裂のロンド 3.風花のフーガ
・ハジダキス「日曜はダメよ」…マンドリン(いけやん)・マンドラ(たろさん)・マンドセロ(幾狭)

でしたが、さらにイントロクイズで「丘を越えて」と「オーソレミオ」の前奏部分も弾いています。

3人それぞれ楽器2種類ずつ担当いたしておりますので、まず楽器持ってステージに乗るのが大仕事。
そこにきて7団体中6番目の出演でけっこう緊張してるところに、進行が予定より大幅に早まって調弦の途中で出番がきてしまい、「なんか良くわかんないうちに白装束着て三方の前で正座してて後ろに介錯人が立ってるんだけどどうしようまだ覚悟できてないよ」状態でした。

そんな状態でも、MCいけやんのトークは冴える。
イントロクイズは、ワタクシは合図に遅れずに弾きはじめるだけでせいいっぱいでしたが、
いけやんは司会して出題して弾いて、おまけに客席で手をあげてくださった方がいらっしゃるのを見てステージから駆け下りてマイクを向けて笑顔で正解者を讃えています。
よどみなくしゃべっている彼女ですが、これはたぶんステージ衣装を着た状態でキンチョーが臨界点を超えると第2の人格「ハイパーいけやん」に変身するためであって、本人見かけどおりの平常心ってわけではないのではないかと推察いたします。
ハイヒールでステージを駆け下りて駆け上がったいけやんに拍手。

……などと、演奏以外の部分の思い出ばかり語っている事情につきましては割愛させていただきます。
そんなこんなで自分たちの出番が終わったわけですが、大トリのフルートアンサンブルさんの演奏のあと「合同演奏&お客さんたちとともに歌う」企画に参加させていただきました。

これ、ちょっとぶっちゃけさせていただくと、この合同演奏について主催者さんから話を聞いたのが前日リハのときで、いくらなんでも急なんでない? というタイミング。
フタを開けたらあんのじょう、参加団体がトリのフルートアンサンブルの方々と我々だけ。
ウチらはともかく、フルートさんよく引き受けたなぁ……と思いながら前日リハの最後にフルートの方々と合同練習しましたら、
フルートの方々すごい上手でして、ほぼ初見で弾いてる我々がミスタッチすると何人かチラチラとこちらを振り返って見るのですよ。
いやぁ、いくら上手でも感じ悪いなぁ……と思ったのですが、その後、配布されたプログラムを見て蒼ざめました。
「合同演奏」と聞いていた曲が、なんとフルートアンサンブルさんの最終演奏曲目だったのです。
ってことはつまり、フルートの方々が今まで自分たちのトリの曲として練習して完成させた演奏に、我々がろくに弾けもしないのに乱入するってことじゃないですか!
そりゃミスタッチしたら見るわな。感じ悪いのはこっちの方でした。

事情がわかったので、フルートの方々に謝りましたところ(フルートの方々の中にはそこで事情を理解した方もいらっしゃったのではないかと思うのですが)、ちょっとフルートさんたちの雰囲気も友好的になって「いや一緒に演奏できて嬉しいです」のようなことも(内心ははかれませんが)おっしゃっていただけました。
また、フルートの方たちのステージでその曲を演奏した後、あらためてもう一度同じ曲を合同演奏として弾くのだということもわかり、安心しました。

いやしかし、主催者さんにはとてもお世話になりましたし親切に対応していただきましたけど、この件だけはホントに勘弁してほしかったです。
我々も、前日にふってきたような話を軽々しく引き受けるのは避けた方がよいと反省いたしました。

他の団体の演奏では、サックスとカホンのデュオの方が印象に残っています。
サックスは陽気なウクライナ美人で、演奏も素晴らしく、トークもノリノリ、お客さんを巻き込んでステージを盛り上げました。聴いていてとても楽しかったです。
後でうかかがいましたら、アサヒカワ市内のバーで演奏されてるそうで……プロでしたか。納得。(※プロだから盛り上げるのがうまいという意味でなくて、演奏が好きでみんなを楽しませるのが上手だからプロになったんだな、という納得です。)
いけやんがウクライナ美人から名刺をもらいましたんで、演奏会の後に3人で打ち上げしたとき、この方が演奏されているバーに行きました。そこでもノリノリのステージを聴けまして、たいへん楽しかったです。

遠友塾のコンサートでご一緒させていただいたアンサンブル ルートさんや、春のコンサートでお世話になった聖マルコ教会さんから、花束やお菓子をいただきました。演奏がとりもつ縁で仲良くさせていただいている方々に感謝。ありがとうございます。
しかし、ワタクシ単独だと、どちらかというとヒッキーぎみで人との縁を切りまくる人間なんですが……ツレが社交的だとつられて世界が広がります。
エネルギッシュなマルスピアーレの仲間に感謝。

★ ★ ★

というわけで、演奏会3回分ご報告でした。

なお、さらに正確で詳細な報告につきましては、いけやんのblog「えぶたんのほっぺ」を参照ください。

遠友塾さんのミニコンサート(2013)
第43回マンドリン四重奏演奏会(2014)
大雪クリスタルホール ウインターコンサート(2014)

第43回四重奏演奏会につきましては、Sound-Holeのblogにもいけやんの書いた記事があります。

第43回マンドリン四重奏演奏会(2014)

明日よゆうがあったら、6月7日に行われる聖マルコ教会演奏会のおしらせ記事をUPしたいと思いますが、
ワタクシ昨日の体育大会の最後の競技の終了時、ゴール前から本部席へ最後の得点を入力するため走りましたところ、
もともとあやしかった膝が本式にヤバい感じになってしまいました。
たぶん、以前にやっちまった半月板の炎症が再発してます。

なんとか演奏会当日までに治したいと……思ってはいます……orz

旭川市大雪クリスタルホール ウインターコンサートのお知らせ

わ〜、もう明後日の話になってる〜!

というわけで、アサヒカワ大雪クリスタルホールのウインターコンサートに出てきます。

旭川市大雪クリスタルホール自主文化事業
ウインターコンサート
2014年2月22日(土)
開演14:00(開場13:30)〜終演17:00
旭川市大雪クリスタルホール音楽堂
旭川市神楽3条7丁目 ℡0166−69−2000

入場無料、整理券は必要ですが、会場のクリスタルホールでも配布されてます。

整理券配布場所
カワイ旭川ショップ(0166)22−7461
玉光堂フィール旭川店(0166)26−6181
ヤマハミュージックリテイリング旭川店(0166)27−0620
旭川市民文化会館(0166)25−7331
大雪クリスタルホール (0166)69−2000

昨年度に続き、今年度もマンドリンユニット「マルスピアーレ」として出演させていただけることになりました。

我々の出番は、7組中6組目で、16時過ぎくらいからの予定です。

演奏曲目は、

いけやん「あなたにあげよう」(マンドリン・マンドラ・マンドラ)
たろさん「花冷えの頃」(マンドラ・マンドラ・ギター)
たろさん「3つのマンドラのための組曲 2」(マンドラ・マンドラ・マンドラ)
ハジダキス「日曜はダメよ」(マンドリン・マンドラ・マンドセロ)

の4曲です。

今回は、いけやんがマンドリンとマンドラ、たろさんがマンドラとギター、ワタクシがマンドラとマンドセロ、と、3人それぞれが2台ずつの楽器を持ち替えて演奏いたします。
荷物が異常にかさばります。

乞うご期待!(←どのへんにだよ……)

第43回マンドリン四重奏演奏会のお知らせ

昨年暮れの自主夜間中学「旭川遠友塾」お楽しみ会 ミニコンサートマルスピアーレ)のご報告もまだいたしておりませんが、なんかもう明後日に次の演奏会(Sound-Hole)が迫ってきたので、お知らせいたします。


第43回マンドリン四重奏演奏会

日時:2014年2月11日(火・祝)12:30開場、13:00開演
場所:かでるホール(札幌市中央区北2条西7丁目かでる2・7)
入場料:無料
主催:日本マンドリン連盟北海道支部


上記演奏会に、マンドリン合奏団「Sound-Hole」のメンバーとして出演してきます。

昨年度の第42回マンドリン四重奏演奏会では、最後から3組目だったのですが、
今年は最後から2組目で、出演は15:10くらいの予定です。

我々の演奏曲目は、

ジョン・ダウランド作曲「流れよ、わが涙」
メンバーのいけやん作曲「風にのって」

の2曲です。

「流れよ、わが涙」はシミジミと、「風にのって」は軽やかに弾……けるといいな……。

今回の出演メンバーは3人。
「流れよ、わが涙」…asaking(マンドリン)、いけやん(マンドラ)、幾狭(マンドセロ)
「風に乗って」…asaking(マンドリン)、いけやん(マンドリン)、幾狭(マンドセロ)

今回、ぴよが参加できないため、ワタクシがマンドセロを弾きます。
一昨年の第41回四重奏演奏会や、マルスピアーレのいくつかの演奏会でセロを弾いてきてますので、そろそろ
「ほんとはマンドラ弾きだから」
というイイワケはできないっすね……。
がんばります。

マルスピアーレ、今晩コンサートでした。

取り急ぎ、いけやんのblogからコピペのみにて失礼いたします。

自主夜間中学「旭川遠友塾」お楽しみ会 ミニコンサート
2013年12月21日(土)
場所 旭川医療情報専門学校(旭川市9条通11丁目左3号)
   玄関入ってすぐのホール

17:30〜17:45 終末医療についてのお話
17:45〜18:30 ミニコンサート

出演
アンサンブル ルート…クラリネット、弓弾き大正琴カホン
Marsupiale(マルスピアーレ)…マンドリンユニット

というわけで、これから楽器しょってアサヒカワにむかいます。
いってきます〜

ダブルヘッダー

例年2月11日にサッポロ市でおこなわれている四重奏演奏会出演に向けて、そろそろSound-Holeとして選曲していかなければという折も折、
ここでもう1つ所属しているマルスピアーレの方でも12月にアサヒカワ市某所でおこなわれる演奏会に参加しようという話が持ち上がりました。
3人が3人とも出たがりのマルスピアーレですんで、お声がかかって都合がついたら二つ返事です。
出演を決めましたら、さっそく選曲会議といきたいのですが、なかなかメンバー全員が集まれる日がありません。
そこでやむなく、Sound-Holeの練習日とぶつけることにしました。

10月5日(土)14:00〜17:00までSound-Holeの練習。
10月5日(土)18:00〜21:00までマルスピアーレの練習。

両方のグループに所属しているいけやんとワタクシは、合計6時間練習するダブルヘッダーとなりました。

その前日がアサヒカワまで出張するお仕事でしたので、楽器を持ってGO、仕事が終わったらサッポロへ直行いたしました。
着替えやら仕事道具やら、なまら大荷物です。
往路は楽器がマンドラ1台で済んだのは、せめてもの幸いでした。

いけやんは、普段の練習でもほぼ毎回マンドリンとマンドラを持ってスーパーカ○イに乗っていますが、すごい根性だと思います。

Sound-Holeの方の練習は、ぴよ・いけやん・asaking・ワタクシikusaに加え、聴きにきてくれたenちゃんの5名の参加でしたが、2月の四重奏演奏会にはぴよが不参加予定のため、三重奏の曲を探さねばなりません。

それなのにワタクシが最初に出した、斉藤恒芳『リコーダー合奏のためのダンス・クロニクル』(1・2・3・6楽章)は、四重奏用の楽譜です。
すんません、「今、弾きたい曲」を優先させてしまいました。
謎の1楽章が弾いているうちにだんだん曲らしくなってきたりして、非常に楽しかったです。

その後、いけやん作曲の三重奏曲のうち、『雨やどり』『月だけが見ていた』『風にのって』の3曲を弾きました。

『風にのって』が、ワタクシには初見で、しかもパートはその場でぴよから借りたマンドセロです。
数か月ぶりのセロに数か月ぶりのヘ音譜、そして、ぴよ所有のセロははじめて使うのですがこれが以前に借りた古いセロよりネックが長くてフレットとフレットの間が遠い! 

それでもなんとかついていけまして、けっこうワタクシのセロも板についてきたかのう、はっはっは。
と思ったのですが、あとからそれが勘違いだったことが判明します。

Sound-Holeの練習終了後、1時間で夕食と選曲会議。

三重奏曲が品薄なうえに、今までけっこう三重奏で出演する機会が多かったので、候補曲がほとんど1度は弾いたことがあるものです。


三重奏の新曲募集中(本気)。


そして続けて同じ会場でマルスピアーレの練習です。
いけやん・たろさん・ikusaの3名フルメンバー。
仕事後長距離移動してきたたろさんと、3時間びっしり弾いた後のいけやんとワタクシ。
既によれよれです。

そして、1発目が、たろさん作曲『冬に咲くバラ』。
8分の12拍子(8分の6+8分の6)で始まり、途中から(8分の6+4分の3)に変わり、次に8分の10拍子(8分の6+8分の4)になったあと、再び8分の12拍子(8分の6+4分の3)に戻るうえ、さらに♯が3つついてるという鬼畜な曲です。

さらに、先刻『風にのって』を弾いて、ワタクシがセロでも初見がきくようになった……ような気がしたのは錯覚だったことが判明しました。
どうやら、『風にのって』は、ほとんどの部分でG線・D線・A線というマンドラとマンドセロに共通に存在する弦を使う曲だったから初見で弾けたようです。
マンドラにないC線上の音・マンドラならE線で弾くはずをA線上のハイポジションで弾く音については、とっさに弦を押さえることがまるっきりできなかったのでした。
とりあえず音取りが課題です。
あとアレだ。指板を見なくても♯や♭に対応できるように楽器に慣れねーとだ。

演奏以外ではこの曲について、いけやんからたろさんに

「『冬に咲くバラ』って、誰?」

という絶妙なツッコミが入りまして、個人的に笑いこけました。

たろさん曰く。

「いやこれは別に誰か人をバラになぞらえたというわけではなくて。昔住んでた部屋から、冬というより晩秋、咲いているバラが見えたのでその景色をね。ほんとに植物のバラなんですよ。
ああ、でもこんな事実を述べたら、ikusaさんがblogで妄想を展開できなくなっちゃうかな?」

ikusaさん答えて曰く。
「いやいや、ikusaさんの妄想力をなめないでいただきたい。散文的な事実を耳にしようがするまいが、ワタクシの妄想は止まらんのです。
まずね、ワタクシの中では、このバラは晩秋でなくて真冬に咲いてるんすよ。」

「ほほう。」

「純白の冷たい雪の下から鮮烈な真紅のバラが。」

「ほほーう。」

「彼女は誇り高く美しい。彼女は強い。僕にできることは何も無い。遠くから眺めている他には……」

……ikusaさんの妄想は続きますが、今宵はここまでにしておきとうござりまする。

たろさんもいけやんも、ワタクシの妄想力に感心していました(←いや呆れてるだけだろ)。

そんなわけで、初見の曲をいくつか弾き、今までの演奏会で弾いたことのある曲も加えて選曲会議。
いい感じでスムーズに曲が決定しました。

3時間+3時間の練習を終えてスタジオを後にするころには、口数も少なく歩様も怪しく、よれよれになっておりまして、実家までたろさんの車に送ってもらってなかったら、2台に増えた楽器をかかえて途中で行き倒れていたかもしれません。
ありがとうございました。

来月の練習もダブルヘッダー
いけやんとワタクシは、中1時間の休み無し6時間ぶっ続けの予定です。